テレビやメディアで話題になっている「洗濯マグちゃん」。
その評判を聞いたことはあるけど、実際にどんなものなのかよくわからない。
そんな方はいらっしゃいませんか?
この記事では「洗濯マグちゃん」を使った、新しい洗濯方法「マグネシウム洗濯」について詳しくお伝えします。
合成洗剤をつかった洗濯方法に「悩み」がある方、環境や家族に優しい洗濯をしたいと考えている方におすすめの記事になります。
マグちゃんの特徴って?
マグちゃんの特徴をまとめまてみました!
■界面活性剤ゼロ
■香料ゼロ
■蛍光増白剤ゼロ
■漂白剤ゼロ
通常の洗剤に入っているこのようなものがすべて入っていない洗濯補助用品。
それが洗濯マグちゃんになります。
いかにも「優しい」洗濯方法に思えますよね?
洗濯「補助用品」でも洗濯の「主役」になれる?
マグちゃんは「洗剤」じゃないの?そう思った方もいるはず。
ここで「洗剤」の定義をみてみましょう!
家庭用品品質表示法に洗剤の定義があります。
合成洗剤:界面活性剤又は界面活性剤及び洗浄補助剤その他の添加剤から成り、その主たる洗浄作用が純石けん分以外の界面活性剤の界面活性作用によるもの(洗濯用は純石けん分以外の界面活性剤が界面活性剤の総含有重量の30%を超えるものに限り、台所用は40%を超えるものに限る)
石鹸:界面活性剤又は界面活性剤及び洗浄補助剤その他の添加剤から成り、その主たる洗浄の作用が純石けん分の界面活性作用によるもの(洗濯用の石けんについては、純石けん分の含有重量が界面活性剤の総含有重量の70%以上のものに限り、台所用の石けんについては60%以上のものに限る)。
このように、「洗剤」というのは「界面活性剤」が使われているのが前提になっているので、マグちゃんは法律の定義の「洗剤」ではない、ということになるので、「補助用品」と名乗っています。
ですが、マグちゃん「だけ」をつかった「マグネシウム洗濯」でも洗濯の目的を果たせるのです。
洗濯は何のためにするのでしょうか?
シンプルにいえば、衣類などについた「汚れ」を落とすために行うためです。「汚れ」を落とすためには、必ずしも界面活性剤をつかった「洗剤」を使う必要はないのです。
それはなぜでしょうか?
落とさなければならない「汚れ」とは?
衣類についた「汚れ」の原因は、私たちのからだが原因のものと、外からの影響のものが原因のものにわかれます。
汗や皮脂などの汚れが私たちのからだが原因。
食べこぼしやほこりなどが外からの影響のものが原因。
このようについた「汚れ」は大きくわけて、「油性の汚れ」「水溶性の汚れ」「不溶性の汚れ」「特殊な汚れ」に分けられます。
この記事では詳しくはお伝えしませんが、このうち「油性」などの「酸性」の汚れは実は界面活性剤を使わなくても汚れが落ちるのです。
「油」や「皮脂」がついた汚れ、手あかなどからだが触れたところの汚れって、「ベタベタ」していますよね?「ベタベタ」の正体は「酸性の汚れ」なんです。
酸性の汚れを落とすには、アルカリ性の水で十分。
「強い」洗剤を使わなくても、「優しく」汚れを落とすことは可能なんです。
マグちゃんをつかった「マグネシウム洗濯」はそんな「優しい」洗濯を目指しています。
環境にも衣類にも、そして人にも優しい洗濯をはじめませんか?
合成洗剤はとても便利です。手間なく、汚れは落ちやすいかもしれません。
ですが、現代社会でそこまで「汚れる」ということはあるでしょうか?
洗浄が強い「洗濯」はそれだけ衣類にも負担がかかると言われています。
また洗剤を使っていると、洗濯槽に黒カビが生えることもありますが、原因は洗剤が原因です。マグちゃんをつかった洗濯ではそのようなことはありません。
そして洗剤をつかった洗濯で残った水を排出することは環境にも影響を与えますし、洗剤が少しでも残った状態の衣類を着ることはデリケートな方にあまりよくない影響を与えます。
マグちゃんをつかった洗濯は、「楽」ではないかもしれませんが、「優しくて」「楽しくなる」洗濯です。
マグちゃんだけを使った洗濯の具体的な方法については別で詳しくお伝えしますね。